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アメリカの軍事力行使2017年12月22日

アメリカの軍事力行使になる可能性は

島田 今最大の関心事はアメリカが北朝鮮に軍事力を行使するかの問題です。はっ
きり言って、交渉で拉致被害者を取り戻すことには何の展望もない中で、アメリ
カの軍事力行使によって金正恩政権がつぶされる。これは拉致被害者にもリスク
があるし、劇薬ではあるけれども、しかしヒットラーを攻撃してアウシュビッツ
を解放したのは悪かったという立場に立たない限り、北朝鮮に対する軍事力行使
が悪いとは言い切れない。

 今日のニュースでは、トランプ大統領と一番仲のいいリンゼー・グラム上院議
員が、北朝鮮が次に核実験をした場合には、アメリカが軍事攻撃する確率が70
%あると。そういうことを大統領と話したと報じられました。

 もう一つ、最近トランプ氏の首席戦略官であるスティーブン・バノン氏がNHK
のインタビューに応じています。かなり長いインタビューで全文がNHKのホーム
ページに英語版が載っています。

 私も全部読みましたが、その中でバノンが非常に興味深いことを言っています。
「自分はトランプと身近に接してきて、彼はバン、バン、バンと問題を片づける。
彼は賛否両論があっても、ある問題にいつまでもつきまとわれていることに我慢
ができない。現在北朝鮮問題が彼の中で最も優先度の高いことの一つだ」と。

 そこでアメリカの軍事力行使になる可能性は、どういう状況でどのくらいだと
思いますか。

◆今後北朝鮮への軍事攻撃もあり得る

古森 簡単に申し上げますと、まず第一にトランプ大統領自身が軍事力を必ず使
うなんてことは決めていない。むしろ軍事的手段ではない方法で、なんとかして
北朝鮮に核兵器開発をやめさせることが望ましい。そのために非軍事の手段があ
ると、この瞬間も思っていることは客観的な状況から言えると思います。

 しかし、第2にオバマ政権時代と違って、軍事的手段もオプションとして必ず
あるんだということも間違いないわけです。軍部は当然、いつでも攻撃できるよ
うな態勢を固めているわけですから軍事的手段も考えられる。

 3番目に、アメリカ国民はどう思っているかというと、北朝鮮を軍事的に攻撃
しては絶対いけないといういう人は世論調査では意外に少なくて、顕著なのは、
トランプを支持して、トランプに投票した保守層は、北朝鮮に対して軍事攻撃を
かけてもいいというのが60%から70%くらいいるんですね。これは一つのイ
ンセンティブになる。

 4番目には、軍事的手段を使ってはいけないという最大の根拠は、これは有力
な根拠ですが、韓国側にあまりにも多くの犠牲者が出る。戦闘第一日目でどれだ
けの犠牲者が出るかについて色々な数字が出されています。これが大きな抑制要
因であることは間違いない。

 しかし最近、特に11月29日に北朝鮮が最後のICBMと思われるようなミサ
ルを発射した後に出てきている議論は、ティラーソン国務長官やマティス国防長
官を含めて、軍事攻撃で核・ミサイルの拠点を攻撃し、破壊したとしても必ずし
も全面戦争にはならないだろうという意見、これは少数意見ですが出てきていま
す。

 CIAのポンペオ長官は、「北朝鮮の現場を動かしているのは40人か50人く
らいで直接コミュニケーションする手段がある。こういう人たちに対して、もし
全面戦争になれば国家が滅亡してしまうことを伝えれば、限定攻撃を受けても全
面攻撃に出ることはないのではないか」。そういう情報まで出されている。

 だから一触即発で軍事攻撃というのは、今のところない段階だけど、今後あり
得るということですね。

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